ワインにあうおつまみ 47歳でソムリエ試験に挑戦

その他

ワインに合うおつまみ、ヴィンナチュラルを立ち上げる上で、私がソムリエの資格を取得していなければ、この取り組みは始まっていなかったと思います。

私がソムリエの試験に挑戦したのは47歳になる年でした。

40歳を超え、何かの資格を取得するなんて思いもしませんでした。

でも、今思い返してみると、ソムリエ試験合格を目指し、受験勉強に励んだ日々はとても有意義で濃厚な時間であったと感じます

何かに没頭し、全力を注ぐという事が久しぶりに出来たこと。早朝の方が勉強の効率が良いので、朝早く起きて試験勉強をしていましたが、同じ時期に次男が大学受験の為、朝早く起きて勉強しており、私も受験生のように、次男と机を並べ勉強できた事も良い想い出です。

ソムリエの試験を受けるという事になったきっかけは、師と仰ぐ勤め先の経営者からの勧めです。何故、私にソムリエ試験を受けるように勧めたのか?それは、私自身が今後一人で生きていく為の武器をひとつでも多く持っておけという親心からであったと感じています。
しかし、大学入学を控えた受験生がいる家計の中、ソムリエ試験を受けるための費用を出して欲しいと妻に言うのはとても気の重い事でした。初めは独学で勉強し、受験することも考えていました。
たまたま、先輩に連れられて行ったフレンチのシェフが昨年ソムリエ試験に合格したと聞き、その方が通われていた講座を紹介されました。しかし、今の自分が支払うには少し厳しい受講料で躊躇していました。
数日後、そのフレンチのシェフから講座の案内と入会申込書がファックスで送られて来ました。そこまでわざわざしてくださった事に驚き、これは何かに背中を押されているような気がして、思い切って講座に入ることを決めました。

ソムリエの一次試験は二度挑戦でき、私は1回目は見事に不合格でした。勉強した事以外の知らない問題も何問かあり、正直自信を無くしかけましたが、やはり合格したいという思いが日増しに強くなり、勉強に熱が入るようになりました。
そして一カ月後、2回目の挑戦で何とか合格することが出来たのです。この時の合格の喜びは、ここ数年の間で久しく味わった事がないほどの大きな喜びで、仕事以上の緊張感と達成感を味わう事ができた格別なものでした。

47歳の親父が若い子達に交じり、恥を掻きながらも何とか一発合格できました。
ソムリエ試験の合格率が私が受験した年で29.8%。一発合格となるとさらに合格率は低くなります。
この年に合格できず、2年目も同じように受験勉強に没頭できたかと言えば、正直できなかったように思います。

ソムリエになってみろと背中を押す人がいて、厳しい家計のやりくりをしながらそれを受け入れた妻がいて、わざわざ私にファックスを送り、講座に入るよう勧めてくれた人がいて、
懸命に大学受験の勉強する姿が私の意欲に火をつけてくれた次男がいて、共に講座で共に学んだ仲間がいて、私はソムリエになれたような気がします。

何かに導かれるように取得したソムリエの資格が、これからの私の人生を変えるのかもしれない。
そんな風に思えてなりません。

ヴィンナチュラル
代表

関連記事

特集記事

TOP